福島県・福島医大・メディア、アカデミズムへの苦言

福島県が主催する県民健康調査検討委員会と甲状腺評価部会は、13年間、委員達は堂々巡りの議論をしているだけで、391名もの甲状腺がん患者を救おうとしない。一刻も早く彼らを救う必要があるにも関わらず、放置したまま・・・まさに人権侵害であり、倫理的にも大きな問題がありながら、それにも気づいていない・・・

甲状腺がん患者は今も増え続けている。特に、当時0歳~5歳の子供たちの甲状腺がんが増えている事は、放射能の影響である事は間違いない。検討委員会はチェルブイリと比較して、当時0歳から5歳児の甲状腺がん患者がいない(少ない)として、放射能の影響は考えにくいとしていたが、もう放射能の影響を隠す事はできなくなってきた。

誰が一体責任を取るのだろうか?甲状腺評価部会の座長・鈴木元氏はUNSCEAR2020/2021報告書の初期内部被ばく線量の矮小化に強く関与した人物。この人物を甲状腺評価部会の座長にしておく事は、公正・中立であるべき評価部会には相応しくない。

そこで以下の苦言を福島県に提出した。

 福島県・県民健康調査課
    佐藤課長殿

cc県民健康調査検討委員会
   重富秀一座長殿、委員各位殿
  甲状腺評価部会
   鈴木元座長殿 委員各位殿

日頃のご尽力に感謝申し上げます。

以下は某専門家(国立大学・名誉教授)の福島県や福島医大、検討委員会,評価部会に対する苦言です。これはメデイアやアカデミズムへの苦言でもある。

★「みなさんは、恐ろしいほど残虐で、非人道的で、後々責められても仕方のないことをされています。もっとご自分の将来のことも考えてください」

★「みなさんが、福島県とその子供たちにとって必要な議論、必要な知識・情報の交換、必要なアクションについて沈黙を続けること自体が福島県の青少年を危険にさらすのです。
どうか、県民や他の専門家の意見に耳を傾けてください。データや関係論文に目を通して意見を述べてください。それをしなければ、皆さんは責任を問われる立場なのですよ」

誰も真剣に考えていないのです。なんとなく時を過ごしているのです。だから言葉になって出てこないのです。もしくは甲状腺がんがどんどん増えるので、怖くなって、凍り付いているのかもしれません。

★「凍り付いている場合ですか!子どもたちを少しでも救うために、いま、まずすべきは何か考えて行動に移してください」

★『むしろ報道しない方が、あとあと、責任問題に発展します。がんの多発という深刻な病気の大規模な広がりですから』


UNSCEAR2020/2021
報告書には130か所もの問題点(初期被ばくの矮小化、データミスや改竄等)が明らかになっており、初期被ばくは約1/100に矮小化されています。

UNSCEAR2020/2021報告書には130か所もの問題点
https://yuyujinsei2.seesaa.net/article/2024-03-05.html

★UNSCEAR2020/2021報告書に日本側がどう関与したか
(前半)https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2023-02-12
(後半)https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2023-02-13

★【非科学的で閉鎖的な福島医大の国際シンポジウム】
     https://yuyujinsei2.seesaa.net/article/2024-03-04.html
★【呆れる福島医大のシンポジウム】
  (その1) https://yuyujinsei2.seesaa.net/article/2024-02-26.html
  (その2) https://yuyujinsei2.seesaa.net/article/2024-02-26.html-1

★原子力災害伝承館は真実を伝えよ!
https://yuyujinsei2.seesaa.net/article/2024-07-29.html

★間違ったパネルを展示し続ける高村館長の辞任要求を!
https://yuyujinsei2.seesaa.net/article/2024-10-12.html

★Chat GPT:県民健康調査検討委員の室月淳氏は辞任(交代)すべき
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2024-07-07

★環境省神ノ田委員の辞任要求
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2024-07-08



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